「参院選への一歩は、あなたの入党から。一緒に頑張ろう」。22日、東京都武蔵野三鷹地区の青年学生担当者たちの入党のよびかけに民青同盟員が応えました。

 「新自由主義に対抗するには日本共産党が政権を担うしかないと思う」と入党の思いを語ります。

 3年前、アパートのポストに日本共産党のアンケート用紙が入っていました。「困りごとはありませんかというものでした。アンケートまでして住民の要望を聞いている政党は初めてでした。これが共産党との出合いでした」

 今年9月、食料支援活動で知った民青に入りました。民青で日本共産党綱領を学び、「よりよい日本をつくっていくために日本共産党が必要だ」と思うようになり、「社会を変える決意が定まりました」と話します。

 「今の日本の政治は、何でも自己責任。自力で生きることができる人しか生きられない社会はおかしい。総選挙で志位(和夫)委員長の話を街頭で聞きました。“すべての人をみんなもれることなく救う”。自民党にはできません」

 綱領を読んで誤解も解けたといいます。「自衛隊廃止はどうなのか」と思っていました。自衛隊について綱領では、「海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる、安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進」と書かれているのがわかり、「安心しました。信頼感が増しました」。

 今年の総選挙は初めて「自分から動く」選挙になりました。志位委員長の街頭演説の映像をSNSで発信したり、街頭宣伝、ビラ配布の活動に参加しました。

 来年の参院選にむけて「機会があればスピーチをやりたい。民青の仲間を増やして、共産党の支持をもっと広げたい」と希望を語りました。

(しんぶん赤旗2021年11月25日付より)